市野さおり著「足裏分析リフレクソロジー」という本を読みました。優れたセラピストは揉まなくても足裏で全てを見抜く!という言葉に惹かれて。
以前先生のビデオを拝見し、足からこんなに情報を得ることができるのにビックリ、興味を持っていたのですが、やっぱり足裏ってすごいとリフレの魅力を再確認させられました。
市野先生は看護師であり、リフレクソロジスト。足裏分析をしている人はあまりいないのでは?という気づきから始められ、今では10000以上の実例から割り出したデータを元に足裏分析を実践、教えられていていますが、その内容はとても奥深く、おもしろい。
それによると、足裏には気質、ストレス、心の状況も反映されていて、気質は足、指の形、伸びている向き、長さ等に表れている。色や匂い、角質は今現在のストレスなどを示し、涌泉の硬さや親指の大きさ、硬さ等はストレスにどう対応しているか、更には右足は元来、左足は現在の心の状況を反映している。なので、足を見ればクライアントの過去のイベント、各臓器や器官のバランス、身体の既往などの解釈ができると言うのです。
例えばシワはその部位の長期的な、又は最近のアンバランスな状態を示し、角質や皮むけからは反射区の弱っている、免疫力の低下を示す。親指の赤い人は忙しくてイライラしている等など。
これを利用しない手はありません!
私はタイマッサージから入り、タイ式フットマッサージを行っています。正直アーユルヴェーダを受けられるお客様がほとんどで足裏単品ではあまり出ることはありません。けれどアーユルヴェーダでも頭、足裏、耳が3大重要箇所と考えられ、できる限り足裏にはお時間をかけるようにしています。
リフレでなくてもとても有効で、その足裏から得た情報によりどこを重点的に施術しようとか、オイルの選択や食生活のホームケアへのアドバイスにも活かすことができます。
そういう目で足を見るようになって、常連のお客様の足にも新しい発見があったり、いろんなことが結びついてきて、なんとなく感じていたことに確信が持てるように。
足裏を見ることが楽しくなってきて自分でもお風呂上りに足を揉みながら足からのメッセージを観察、勉強しています。